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しつこい春の眠気を覚ますには? おすすめ眠気対策5選

布団から出たくない春の朝。その原因と対策とは

なかのひと

布団から出られない春。

春眠暁を覚えずという言葉もあるとおり、暖かくなるとなぜかぼんやりしてしまいますよね。いったいなぜ、眠くなってしまうのでしょうか?

春に眠いのはいったいなぜ?

春の眠気や倦怠感、頭痛といった原因には大きく2つほどあるようです。

1つ目は、血液量の変化によるもの。

春になって気温が上昇することにより、新陳代謝が上がるそう。

代謝が良くなることで、身体に栄養などを行き渡らせるようになる一方、実は脳への血液量は低下してしまうため眠気が出るのだとか。

2つ目は、自律神経の変化によるもの。

身体は自律神経の働きによってコントロールされています。

この自律神経には、体を活動モードにする「交感神経」、リラックスモードにする「副交感神経」があることは良く知られています。

暖かくなると身体が熱を作らなくても良くなるため、副交感神経が優位になるので眠くなるそう。

また、自律神経には、気圧も関係しているようです。

春は不安定な気圧になりやすい上、寒暖差もあるので自律神経のバランスが崩れ不調が出やすくなるのだとか。そのほかにも、春は入学や就職といった環境の変化を迎える方も多いですよね。新しい環境がストレスとなり、自律神経が乱れてしまうことも原因と考えられているようです。

しつこい春の眠気対策 5選

①寝る前にリラックスタイムを作る

リラックスすることで、ストレスが緩和されて自律神経のバランスを整えられるそう。夜寝る前には、パソコンやスマホは控えめに。ぬるま湯につかり、好きな音楽を聞く、ホットミルクを飲むなどすると良いとされています。まずは睡眠の質を上げていきましょう。

②ビタミンB1の摂取

代謝が上がると、エネルギーを作るためのビタミンB1が必要となるそう。
不足するとだるさにもつながるため、豚肉や大豆、玄米に含まれるビタミンB1を積極的に摂ると良いようです。

③起きたらカーテンを開ける

朝起きて日光を浴びることで、体内時計がリセットされます。
また、幸せホルモンのセロトニンも分泌されるそう。起きるまでが大変、というのはありますが、頑張って体を起こして、まずはカーテンを開けてみましょう。
その効果として質の良い睡眠がとれるため、目覚めも良くなっていくのだとか。

④朝に好きなことをする時間を作る

朝が弱いという人は、自分のテンションが上がる予定を朝にすると良いそう。
好きなメニューを朝ごはんにする、半身浴やシャワーを浴びてスッキリするなど、夜ではなく朝に好きなことをすると、ドーパミンが分泌されやすくなり、 一日のやる気に繋がるのだとか。

⑤2日に1回は7時間以上の睡眠をとるよう心掛ける

自律神経を整え、生活のリズムを作ることが対策の第一歩。
2日に1回は、7~8時間ほどの睡眠時間を確保できるようにすると体のリズムが整います。日中どうしても眠い場合には思い切って20分~30分ほどの昼寝をすることも効果的だそう。

生活に支障が出る場合は無理せず医師に相談

この季節独特の眠気は五月病ならぬ「四月病」とも言われているようです。

日常生活に支障が出るほどの眠気や、6~7時間以上の十分な睡眠をとっているにも関わらず、眠い場合は病気の可能性も。

気になる症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。

春は花粉症も相まって頭がボーッとしがちな季節。

眠気対策をしてなんとか乗り越えましょう!

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