新生活で乱れがちな睡眠は肥満のもと?忙しい今こそ良質な睡眠を。
すべては良い眠りから
みなさんの睡眠時間は何時間ですか?
質の良い睡眠は、さまざまな効果があるそう。春は新生活がスタートし、何かと忙しい毎日に追われてつい睡眠も乱れがち・・・という方も多いかも知れません。しかし、睡眠不足だと身体の不調を引き起こしたり、太る原因になるとも指摘されているんです。
睡眠不足は太る!?
「人生の3分の1は睡眠」とも言われる、人間にとって必要不可欠な寝る時間。
この睡眠時間が6時間以下だと心疾患や糖尿病、メタボリックシンドロームなどになる可能性が高くなるそうです。
また、睡眠時無呼吸症候群になるリスクも高まるのだとか。
他にも気になるのが、睡眠不足は「太る原因」になるということ。
アメリカでは驚きの調査結果も出ています。
睡眠時間の平均が7~9時間の人と比べ、4時間以下の人は73%、5時間の人は50%も肥満率が高くなるという結果が出たそう。
寝不足の状態だと身体がだるくなり、あまり動きたくなくなるため1日の活動量が減ってしまいます。
そのため、「太るスパイラル」に陥りやすくなるのだとか。
また、ホルモンの働きも肥満と関係があるようです。
睡眠時のホルモンはアンチエイジングにも
睡眠中は、体のメンテナンスをおこなうホルモンが分泌されます。
眠りについてから3時間後の深い眠りでは、成長ホルモンによって新陳代謝が活発になり、古い細胞を再生してくれるそう。
一方、3時間以降の浅い眠りでは、脂肪燃焼を促してくれるホルモンが分泌されるようです。
睡眠を6~7時間とる人がもっとも長生きするというデータもあるそう。
逆に、睡眠時間が短いと食欲を抑えるホルモンが出にくくなってしまい、太る一因になるようです。
また、インスリン分泌も悪くなり生活習慣病のリスクが高くなってしまうのだとか。ホルモンをきちんと働かせるためには、しっかりと寝て質の良い睡眠をとることが大切なのですね。
質の良い睡眠をとるために
寝る1時間前にはテレビやスマートフォンなどから離れ、脳を休ませる準備をしましょう。
寝室の明かりは豆電球などの暖色系が良いそう。
明るさも足元灯くらいが理想なのだとか。
寝具は、自分の身体にフィットするものを選びましょう。
身体に合っていないと睡眠不足や肩こり、腰痛の原因にもなってしまうそう。
筆者も夫が選んだベッドマットを使用し続けたら腰痛になってしまったことがあり、人それぞれ身体に合うものは違うんだなと痛感しました。
睡眠が人の身体を作るといっても過言ではなさそうなので、忙しくても質の良い睡眠をとることを心がけたいですね。