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寒い冬のローフード(生野菜)って、あり?なし? 健康とダイエットのためについサラダを選びがちだけど・・・

寒い冬のローフード(生野菜)って、あり?なし?

なかのひと

ローフードとは、生(raw)の食品(food)をとるという食事法。

海外セレブが実践しているということで話題になりました。

食品の持つ栄養素や酵素を無駄なくとり入れることができ、体調がととのう、やせるなどと話題になり、オーガニックやマクロビに興味のある、自然食志向の人から支持を得ています。

酵素は加熱すると壊れてしまうため、「生」で食べることがポイントなのですが、生で食べるとなると、食べられる食材がかなり制限されてしまい、スムージーや野菜サラダなどがメインになることも。

夏はいいのですが、寒い冬にローフードメイン・・・って冷えそうですよね?

ローフード推奨派の中には、生の酵素をたっぷりとれば体は冷えない、むしろポカポカする、という人もいますが、生の野菜や果物を食べることによって血流が改善するという科学的根拠はありません。

食生活が欧米化してきたとはいえ、ローフードが提唱された欧米と日本では気候も、嗜好も、食べる量も、体格も違います。

実は日本は、魚介類なら刺身、野菜や果物も、生食文化が根付いています。

また、みそやしょうゆ、酒粕、麹、漬け物など、日本の伝統的な調味料や食材からも、十分に酵素がとれます。ラッキーですよね。

昔から「冷えは万病の元」ともいいますね。

完全にローフードオンリーの食事にするより、酵素も取れる温かいメニューと組み合わせるなど、上手にとり入れれば、冷えを気にせず効果を得やすくなります。

健康法の特徴を知って、寒い冬も健康で乗り切りましょう。

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