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肉選びを間違えると逆効果?鍋料理に潜むダイエットの落とし穴。

簡単で野菜たっぷり。優秀メニューの賢いダイエット活用法とは

なかのひと

具材を切るだけだし、野菜もたっぷり取れる鍋。ダイエットにも安心・・・。と思っているあなた。

実は鍋料理にも、ダイエットで気を付けたい、落とし穴があったのです。

●●肉はNG!ダイエットに効く肉選びとは

最近は鍋のレパートリーが増えましたよね。スーパーにも鍋の素や鍋つゆが並び、味に合わせてお肉も鶏肉、豚肉、ひき肉、と変えて楽しんでいる方も多いと思います。でもこのお肉選びにも落とし穴があるんです。

特に最近人気の「担々ごま鍋」や「肉団子鍋」などに使う「ひき肉」。材料費も抑えられ、普通のお肉よりも肉々しくなく、積極的に作っている方も多いのではないでしょうか。

しかし・・・実はひき肉は脂分がいっぱい!!

ひき肉の原材料は商品として並べるには至らないお肉がほとんどで、総重量の2割程度は脂身であると言われています。

ひき肉を選ぶなら「赤身」と表示されているものを購入するか、少し面倒でも自分でお肉をたたいてミンチにして使うのがおススメです。

しゃぶしゃぶはヘルシー?

しゃぶしゃぶは、出汁の中にお肉をくぐらして食べるため、お肉の余分な脂分が抜けて、カロリーダウンになり、ヘルシーなメニューです。

ただ、シメで麺やご飯をだし汁に投入すると・・・。脂をたっぷり吸った炭水化物メニューの出来上がりです。ダイエット中、という方はシメをぐっとこらえて量を減らして食べるなどの工夫が必要です。

すきやき・ごま鍋もダイエットには不向き

すきやきは甘いお砂糖やみりんといった糖質が多いメニュー。そこに霜降り牛を投下するので、結局脂肪と糖の組み合わせ!こちらもお出汁を効かせて砂糖を減らすなど、注意が必要です。

また最近流行りのごま鍋ですが、ごまは油を生成できるくらい脂分の高い食べ物です。良質の油ととることもできますが、ダイエットには不向きな食材なので、ダイエット中の方は注意が必要です。

ポン酢ダレにちょい足しで、ごま油やゴマを足すのは、栄養的側面からもおすすめです。

また、つけダレは糖分や塩分が多いので、少量づつお皿についで、少しづつつけて食べるように意識しましょう。
(塩分がきついと、お酒が必要以上に進んでしまったり、むくみがひどくなったり、と全方位に影響を及ぼします)

お鍋のちょい足しには意外?『ゼラチン』がオススメ

お鍋のちょい足しに、「ゼラチン」がいいって知っていましたか?

ゼラチンには、ダイエット中の方や塩分を控えたい方に嬉しい効果がいっぱいなんです。ゼラチンにはコラーゲンによく似た物質が含まれており、これが味を整える性質があるため、味のコクや深みをもたらしてくれます。これによりいつもより調味料を減らしてもOK! 減塩中の方にもってこいの優秀食材なんです!

また、ゼラチンにはお肉を柔らかくしてくれる効果もあるので、例えば、ゼラチンを追加して、お肉を鶏もも肉から鶏むね肉に変えるだけで、脂質とカロリーを4分の1ほどに抑えられます。

また、コラーゲンと同じ効果が見込めるため、膝など関節に悩みをお持ちの方にもおすすめです。万能食材のゼラチン!いつものお鍋にプラスしてみてはいかがでしょうか?

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