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リップクリームに正しい塗り方がある?花粉症対策にもなる賢い使い方

あなたは正しい塗り方を知っていますか?

なかのひと

唇を乾燥から守ってくれるリップクリーム。

普段何気なく使っていると思いますが、みなさんは正しく使えていますか?

きちんと塗っているのに乾燥する、という人も多いのではないでしょうか?

実は正しい塗り方があるんです。

逆に唇が乾燥する、NG行為を知ろう

カサカサした唇が気になってつい舐めてしまった…そんな経験はありませんか?

実はこれ、唇が乾燥する原因のひとつだそう。舐めてしまうことで、唇にある水分が奪われて乾燥してしまうのだとか。

また、ささくれ立った唇の皮を剥くのもNG!

ムリヤリ剥いてしまうと唇が切れる原因になってしまいます。

そしてもっとも気を付けたいのは、リップクリームを塗る時などにこすってしまうこと。唇は皮膚が薄いため、摩擦によってダメージを与えてしまっている可能性もあるそうです。

筆者もリップをぐりぐり塗ることがあったのですが、良くなかったのですね…。

正しいリップの塗り方とは

リップクリームを塗るとき、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。

まずは、リップクリームを温めると良いそう。

温めて柔らかくすることで、塗る際の摩擦によるダメージを減らせるようです。

そしてここがポイント。唇に塗るときは、縦方向に塗るのが効果的です。

横に塗ってしまいがちなところですが、唇は縦にしわがあるため、しわの間にも塗るようにするとクリームが浸透しやすくなります。実際にやってみると、びっくりするぐらい効果が持続する時間が違うので驚くと思います。

また、乾燥を感じるたびに何度も塗ってしまうことも多いと思いますが、リップクリームを使いすぎてしまうと、皮膚が持っている本来の自己治癒力を発揮できなくなってしまうので、実は1日5回ほどに留めると良いそう。

歯磨きやお風呂のあとなどタイミングを決めておくと良いですね。

リップクリームの賢い活用法とは

リップクリームの主成分であるワセリンには肌の保湿作用があるので、しわ対策として顔にも塗ったり、爪を保湿するオイル代わりにも使えます。

また、春先の花粉症対策として鼻まわりにリップクリームを塗るという方法も!

ワセリンはほぼ油分のため、皮膚を被膜して花粉を防いでくれるようです。

リップクリームには意外な使い方もあるのですね。

<注意点>
前述の花粉を防ぐ使い方をする場合には、メントールや精油などが入っていないタイプを使いましょう。また、手で塗るタイプのリップクリームを使う場合は、必ず手を洗ってから!生活をしているとどうしても手には雑菌が付いてしまうため、たとえ抗菌作用があるリップクリームでも指についている菌までは防ぎきれないとも言われています。気になる人はスティックタイプを使うと良いかもしれません。

リップクリームは手軽にできる保湿グッズです。まだまだ乾燥が気になる季節。

うるつや唇をゲットして、花粉症対策もしちゃいましょう。

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