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勝手に街紹介 5 沖縄市編

これを読めば沖縄市がわかる?その街のユニークな点を勝手に紹介しちゃうシリーズ。沖縄市編

沖縄市の達人

はいさい。なかのひと@沖縄市の達人です。

沖縄市は県のほぼ中央部に位置し、人口は約14万人の那覇市に次いで県内2番目の市。島の中央を南北に走る高速道路「沖縄自動車道」と、県民の生活を支える「国道329号線」を中心に東西に分かれています。1974年に旧コザ市と美里村との合併によって沖縄市になりました。

市の中心地は「コザ」と呼ばれていますが、これはコザ市の名残。コザの中心「コザ十字路」は、戦後「十字路と言えばコザ十字路」「市場と言えば十字路市場」と言われるほど賑わい、沖縄ロックや芸能の発信地となった場所。そんな背景もあってか、伝統芸能であるエイサーは県内でも特に盛んで、毎年9月には「全島エイサーまつり」が開催され、県内外から30万人以上が訪れます。市のキャッチコピーも「エイサーのまち」なんです。

そんな沖縄市の魅力を勝手にご紹介しちゃいます!

ジモト人熱狂! 全島エイサーまつり

沖縄市久保田青年会のエイサー
エイサー

エイサーとは、本土で言うところの盆踊りのようなもの。ようなもの、というのは、本土では盆踊りをやってもモテませんが、沖縄ではエイサーをやるとモテモテなんです。エイサーは、旧盆に地域内を練り歩くのが習わしで、60年前から続く伝統行事です。沖縄市は特に盛んで、小学校高学年になると運動会の演目になっていることも多く、ジモト人なら誰でも一度は踊ったことがあるのがフツーです。

そんなエイサー最大のイベントが沖縄市で開催される『全島エイサーまつり』。県内外から約30万人が訪れ、熱い踊りに酔いしれます!

祭りは3日間にわたって行われ、見所はコザ十字路を練り歩く「道ジュネー」。1番の盛り上がりを見せるのはまつり最後に観客も一体になって踊る「カチャーシー」。参加している島内各地区の青年会ごとに振付や特徴が違い、ジモト人はその違いを楽みます。また、昨年は同日にオリオンビール主催のビアフェスタが行われ、大人は呑めや唄えや踊れやでストレス発散にはもってこいのイベントです。

第62回全島エイサーまつり2017 公式HP

http://www.zentoeisa.com/

オリオンビール ビアフェスト

http://www.orionbeer.co.jp/event/beerfest/koza.html

復活!文化発信基地 コザの魅力を知ろう

戦後、賑わいを見せたコザの商店街は、時代とともに店舗数が減り、一時は「シャッター商店街」として紹介されることもありましたが、10年前にできた「ミュージックタウン音市場」ではさまざまな音楽イベントを開催したり、3年前には減った店舗を逆手に取って、世界一の壁画ができたり、と復活を遂げ、今なお多様なトレンドを発信中なんです。

1つ難点はがあるとすると・・・近くにあまり駐車場がないこと。車文化の沖縄にあっては痛い。そんな理由もあり私も長らく、「通勤時に通り過ぎるところ」という認識だったのですが(すいません)、沖縄の放送局RBCにて毎週深夜にコザの情報を紹介するTV番組『コザの裏側』が面白くて、紹介されたお店に行くようになってから、その良さを再認識。そんなジモト人も増えてきているような気もします。

もともと文化発信基地として発展したコザには、第一線で活躍するアーティストも多く、沖縄市も「コザスター」というブランドを立ち上げたり、コザ周辺情報を発信する番組やwebサイトを発信したりと、街を活性化する取り組みを始めています。TVには有名人も多数出演していて、今後のコザ情報は目が離せません。

これさえ見ればあなたもコザ通?『コザの裏側』
コザの裏側
ミュージックタウンも紹介されてます。

世界最大の壁画と生まれ変わる商店街

コザweb

http://kozaweb.jp/

いかかでしたか?エイサーでストレス発散をして、変わりゆく文化発信基地コザで楽しむ。そんな沖縄市観光、楽しいですよ!ぜひ一度体験してみてほしいです。お待ちしています。

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