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アンテナショップ探検隊・12 北海道編

浅草で出会える、北海道の大地が生んだ名品の数々!定番の乳製品から最新のカレーまで、美味満載です!

アンテナショップ探検隊、北海道に2度目の上陸!今回は、浅草にある「まるごと北海道」に行ってきました。

なかのひと

今回、探検隊が訪れたのは「まるごと北海道」。食材の宝庫である北海道のアンテナショップは都内に複数店ありますが、「まるごと北海道」は都内最大級の物産店。常時約1,000アイテムの商品が品揃えされています。
場所は、観光客でにぎわう浅草。浅草のシンボルともいえる雷門から100mちょっとのところにあります。

「浅草には日本全国、そして海外からの観光客が集まります。そうした多くのみなさんに北海道のおいしい商品・食材を提供していきたいという思いから、2004年7月にオープンしました」と語るのは「まるごと北海道」を運営されている株式会社まるごと北海道の取締役・一宮さん。その思いどおり、各国各地の人々が日々来店されるそうです。

イチオシ商品「札幌パキスタンカレー」を手に一宮さん

「ここ数年は海外からのお客様が急増しています。特に東南アジア系の方が多く、なかでも台湾、中国、韓国の方などに人気があります。当店のことをSNSなどで拡散いただいているようですね。」

そう語る一宮さんは、北海道札幌市のご出身だそう。
「でも、このショップに携わるようになってから北海道を学んでいる感じです(笑)。地元の人間でも知らない、北海道の素材を生かしたユニークな商品も幅広く扱っているんですよ。」

ん!?ユニークな商品、気になりますねぇ……。

この冬の注目商品「根昆布だし」と「馬油スキンケア商品」

では、ユニーク商品から地元で定番の商品まで、一宮さんにご案内していただきましょう。さっそくですが、いま注目のユニークな商品は何でしょう?

「寒くなるこれからの季節にオススメなのが、『根昆布だし』です。昨年、新聞でも紹介された注目の一品。通年通して人気がある商品ですが、寒くなってくると一気に売れていきますね。」

鍋料理に浅漬けに、万能な「根昆布だし」

なるほど、北海道といえば、日高産の根昆布が有名ですね。鍋料理は昆布からダシをとって調理しますが、「根昆布だし」は液体なので、大さじ1杯を入れるだけで様々なお鍋が楽しめるというわけです。さらにうれしいのは、鍋料理だけでなく煮物やスープ、浅漬けにも活用できること。なんと、卵かけごはんに1滴加えると、昆布の旨みが広がり、コク深い味が楽しめます。これは、便利な一品ですね。

もう一つ、乾燥する冬の季節にオススメなのが、北海道産の馬油。馬油は、保湿性が高いうえに抗酸化作用にも優れているといわれ、美容の面からも人気を集めていますね。まるごと北海道には、馬の油脂から作られたナチュラルな北海道産コスメがズラッと並びます。

保湿性に優れた「北海道産馬油」コーナー

「不純物が一切入っていないナチュラルな馬油商品なので、安心安全にお使いいただけます。手だけでなく、お顔や体全体に使えますよ。昨年から発売された馬油リップクリームも人気を集めています。」
女性には、特にうれしいコーナーですね。

スイーツ王国北海道の人気商品 一回食べると超はまる!「丘のおかし ダイスミルク」

さて、女性がうれしいといえばスイーツ系。もちろん、スイーツ男子のみなさんも興味津々ですよね。北海道は、チーズケーキ、チョコレート、生キャラメルなど、目移りするほどスイーツにあふれていますが、まるごと北海道での人気商品は「丘のおかし ダイスミルク」。美瑛産の生乳と生クリームをぎゅっとフリーズドライにしたお菓子です。サクサクとした軽~い食感のあと、まろやかなミルクの甘さとコクがお口に広がり、幸せな気分になれちゃいます。

サクサクの食感がクセになる「丘のおかし ダイスミルク」

「無添加なので、小さいお子様にもピッタリ。『1回食べると超ハマる!』という方が多く、リピーターが多いですね。」
軽くてコンパクトなので、まとめ買いにももってこいです。

そして、なんといっても究極のスイーツは、イートインができる「ソフトクリーム」です。北海道の牛乳を使用した濃厚なソフトクリームが、ここ浅草で味わえます。夕張メロン味もあって、うーん、迷っちゃいますね。そんな方には、ミルクと夕張メロン味の両方が楽しめるミックスがオススメです。

イートインができる「ソフトクリーム」

乳製品も外せない!花畑牧場「ガチョカバロ」、「トラピストバター」

北海道を代表する乳製品メーカーの1つ、「花畑牧場」の「カチョカバロ」はクセがなく絶品。「カチョカバロは手間のかかる製法のチーズですが、それを日本全国のみなさんが手軽に食べられるようにしてくれた花畑牧場さんは偉大ですね。」と一宮さんもリスペクト。薄く切って強火でサッと焼き、外はカリッ、中はモチットロッと溶かして食べると……んー、口の中に幸せが広がります。

クセがなく、そのまま食べてもおいしい「花畑牧場 カチョカバロ」

函館のトラピスト修道院で作られている「トラピストバター」も、北海道を代表する定番商品ですね。日本でも数少ない醗酵バターで、添加物、人工甘味料は一切使用不使用。バター本来のコクが味わえる究極のバターとして、昔から愛されている一品です。

ファンが多いロングセラー「トラピストバター」

「いいお値段ではありますが、それだけ価値のある商品です。」
オーソドックスにトーストに塗ってもいいですが、北海道産のホクホクのじゃがいもに「トラピストバター」を贅沢にのせて味わうのもいいですね。

北海道と言えばジンギスカン+ビール

続いて、北海道ならではの食卓の味、といきましょうか。探検隊が真っ先に思い浮かべたのは「ジンギスカン」。やはり、地元のみなさんは頻繁に食べていらっしゃるのでしょうか?

北海道のソウルフード「ジンギスカン」コーナー

「そうですね、北海道では消費量が多いので、ラム肉は冷蔵で販売されていることが多いです。当店では冷凍したラム肉を豊富に取り揃えています。味付けされたラム肉はクセがなく、ヘルシーであっさりとしているので、いくらでもいけますよ。ぜひ食べてみてください。」とジンギスカン推しの一宮さん。

さらに、ラム肉だけでなくタレもオススメとか。「定番はベル食品の『成吉思汗ジンギスカンたれ』です。これは、北海道のどの家庭にも1本はあるといっても過言ではない商品です」

北海道の家庭の定番ダレ「成吉思汗たれ」

一般的な焼肉のタレは甘辛いものが多いですが、ベル食品の「成吉思汗たれ」はほどよい酸味がきき、さっぱりといただける味が特徴だとか。しかも万能で、ラム肉以外の焼き肉のタレとしてはもちろん、野菜炒めのタレとしても活用できるそうです。

ジンギスカンを食べるなら、おいしいビールも欲しいですよね。そこでさっそく一宮さんにうかがってみると……ありました!網走の地ビール「流氷ドラフト」。流氷をイメージした“青いビール”です。クチナシ果実で青さを出した、ほんのり甘みのある味が特徴の発泡酒で、地元のお土産として定番になりつつあるそうです。

流氷をイメージした青い色のビール「流氷ドラフト」

最後に気になる店舗スタッフのオススメは?

北海道は食材の宝庫なだけに、まだまだ気になる商品がいっぱい!とはいえ、延々と紹介を続けるわけにもいきませんので、最後は一宮さんイチオシの商品を紹介していただきましょう。

「私のイチオシは『札幌パキスタンカレー』です。この秋の新商品なのですが、私は完全にハマっています。鶏肉が細かく刻まれており、それが絶妙にカレーと絡み、いいアクセントになっています。とてもレトルトとは思えない本格派カレー。自信をもってオススメします!」と大絶賛。

北海道の人気店をモチーフにした「札幌パキスタンカレー」

札幌といえばスープカレーが有名ですが、最近は変わりダネが増えているとか。この商品は、札幌で話題のパキスタンカレー店「カラバト・カリー」をモチーフに仕立てたカレーだそうですが……ん!?そもそもパキスタンカレーってどんなカレー?探検隊が調べたところ、その名の通りパキスタンで食べられている、スパイスと油をたっぷり使ったトマトベースのカレーだとか。「札幌パキスタンカレー」も、北海道産の鶏肉を玉ねぎとトマトでオイル煮にした味わい深いスパイシーなカレーだそうです。 一宮さんがあまりにも絶賛するので、探検隊も自分買いをして食べたところ……お、おいしい!スパイシーだけれど辛すぎず、野菜の甘みがあってコク深い。オイル煮というけれどあっさりしている。たしかにやみつきになるカレーです。

「北海道で有名なカレー店『インデアン』をモチーフにした『帯広ビーフカレー』も取り扱っています。『インデアン』は、家庭から鍋を持ってルーを買いに行く方もいるほどの人気店です。もちろん、スープカレーも各種取り揃えていますよ。」

カレーの話を聞いていたら、北海道でカレー店めぐりがしたくなりました(笑)

今日は北海道の名品に出会え、つくづく北海道って魅力的だなあと実感。みなさんも、浅草観光ついでに(?)、新しい北海道を探しに「まるごと北海道」へ立ち寄ってみてはいかがですか。

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