これを読めばさいたまがわかる？その街のユニークな点を勝手に紹介しちゃうシリーズ。さいたま編

全国的に知られる人形の一大産地、岩槻。江戸時代初期から、雛人形や五月人形、江戸木目込人形など、ひとつの生産地でさまざまな種類の人形製造が手掛けられる特異な場所なのです。そのような土地柄、人形に関するイベントも多く行われます。

街中で雛飾り「まちかど雛めぐり」

3月頃に行われるイベント。商店などでは、その店に伝わる人形が飾られ、吊るし雛や木目込人形などの制作体験、おひなさまパレードなどを楽しむことができます。

ひな祭りのルーツ「流しびな」

ひな祭りの直前に行われ、子どもたちの成長と無病息災を、雛人形の原型とも伝わる「さん俵」に託して池に流す行事です。ひな祭りのルーツとも言われます。

人形に扮する「岩槻まつり」

8月下旬に行われ、人が人形に扮するパレードや、幅10m×高さ8mのジャンボ雛段が披露されます。万燈みこしやヨサコイ踊りなども行われます。

大切にした人形を供養する「人形供養祭」

毎年11月3日の文化の日に行われる、飾らなくなったり、壊れて使われなくなったりした人形を、お坊さんの読経中に人形を持参した人たちが焼香し、お焚き上げをして、冥福を祈ります。

人形のお話も最後に燃えるオチがつきましたね。