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勝手に街紹介 2 高松編

これを読めば高松がわかる?その街のユニークな点を勝手に紹介しちゃうシリーズ。高松編

別名「うどん県」として有名になった香川県。中でも高松市はうどんのメッカ的存在ですが、いやいやそれだけではありません。高松の達人が意外な魅力をお伝えします!

高松の達人

はじめまして。高松の達人@なかの人です。僕は高松に住んで三十数年になります。「うどん県」として名が通っている香川県に高松市はあります。他県の人に、「本当にうどんばっかり食べてるの?」と聞かれるのですが、食べています。僕は週一回ですが、上司は毎日食べています。あと、うどんは各家庭でも打ちます、と言ったら、他県の人に「嘘でしょ?盛ってるよね?」と言われましたが、これもほんとです。

そんな僕の個人的な視点から、我が街高松について紹介させていただきます。

~高松市民憩いの場~
アーケードの長さが日本一。何でも揃う『中央商店街』

中央商店街のガラス張りドーム

中央商店街は、兵庫町商店街、片原町商店街、高松丸亀町商店街、ライオン通商店街、南新町商店街、トキワ新町商店街、田町商店街からなる商店街の総称で、全長約2.7km、分岐点を持つアーケードとしてトータルの長さがが日本一を誇る商店街です。高松駅に一番近いのは、徒歩15分の丸亀町商店街。こちらは商店街中央にあるガラス張りのドームが特徴的です。高松三越や高級ブランド店、雑貨店が立ち並ぶ、高松市屈指のお洒落スポットです。

兵庫町商店街はジモトのお菓子屋さんやカフェ、飲食店が多く立ち並びます。ひょこたんとひょこねえという商店街独自のキャラがいて、イベントのたびに着ぐるみが登場しているのを見かけます。ひょこたんの身長は『うどん一本分』なんですが、見た感じ結構でかい…。どこのうどんを参考にしてるんだろう、といつも思います。

中央商店街のゆるキャラ、ひょこたんとひょこねぇ

2.7kmもある商店街なので、休憩用のベンチなども多く、1日いても飽きない市民憩いの場です。ここに来ればたいていの物が揃います。

~子どもと楽しめる手軽なスポット~
瀬戸内の本領発揮。海、山、絶景を楽しめる「女木島」

高松周辺には、直島、屋島、女木島、男木島など島々があります。近年、直島、豊島などは「アートの島」として有名で、現代アートと自然が見事に融合した風景は一見の価値ありです。子どもと一緒に行くならおススメは女木島です。

女木島は高松港からフェリーで20分。まずおススメしたいのは美しい砂浜を持つ「女木島海水浴場」。ビーチではブライダルもやっているそう。水質は毎年「極めて良好(AA)」の判定を受けていて、環境省の「快水浴場百選」にも選ばれています。また、海だけでなく、春は2000本の桜の名所としても有名で、近年盛り上がりを見せる瀬戸内国際芸術祭によるアート作品も点在しています。島中心部の「鷲ヶ峰展望台」は瀬戸内の島々を360度見渡せる絶景ポイントとなっています。春は桜、夏は海水浴、その他の季節もアートや絶景スポットを満喫できる、子どもも大人も楽しめる定番のレジャースポットです。

女木島海水浴場 - 白い砂浜が美しい海岸です
女木島海水浴場
鷲ヶ峰展望台
鷲ヶ峰展望台から見る

そして、ジモト人もあまり知らないのですが、この女木島は別名「鬼ヶ島」。あの桃太郎のお話に出てくる「鬼」が住んでいたのが、この女木島だという 説があるのです。島の入り口には大きく「鬼ヶ島」という看板があり、「鬼ヶ島大洞窟」「おにの館」など、『鬼』に関する施設が多数存在します。鬼ヶ島大洞 窟には、鬼のオブジェがたくさんあります。僕の子どもたちは怖がらずに「鬼だ~」と笑っていましたが、小さいお子さんは泣いてしまうかもしれないですね。

鬼ヶ島大洞窟へはバスが出ていますが、以前行った時にはこのバスがちょっとすごいくらいの古さでびっくりしました。今現在どうなっているかは不明です…。

鬼ヶ島大洞窟
鬼が出迎え

いかがでしたか?香川と言えばうどん県なのに、うどんの話がまったく出てこなくてすいません。個人的な紹介なので、ご容赦ください。ちなみに、女木島で紹介した桃太郎伝説に関して言えば、高松には桃太郎伝説にまつわる名所がほかにもあります。市の北西部にある鬼無(きなし)地区にあるその名も「桃太郎神社」には、桃太郎の墓、一緒に戦った犬、キジ、猿の墓、そしてなんと…、お爺さんとお婆さんの墓もあるというのですが…。

珍スポットに興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

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