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勝手に街紹介 11 豊見城編

これを読めば豊見城がわかる?その街のユニークな点を勝手に紹介しちゃうシリーズ。豊見城編

筆者が勝手に街を紹介するシリーズ。今回は、那覇空港から近く、ビーチにアウトレットもある豊見城。沖縄名産の「アレ」が蛇口から出るって本当?

豊崎の達人

豊見城市。とみぐすく、とすぐ読めましたか?那覇空港に近い立地に加え、夕焼けが美しいビーチや温泉、大型ショッピングセンターがあり、観光客も増えている、いま注目の街です。

さらに、市民の平均年齢が38歳と、都市の「成長力*」ランキングでは、市が誕生してから常に10位以内を維持!これまでに4度トップにもなった九州・沖縄エリアで『生活しやすい街』の地位を確立しつつある、勢いのある街なんです。そんな豊見城のいいところ、勝手に紹介しちゃいます。

※ 人口や世帯数、事業所数、工業生産、所得・税収など個人消費や産業関連の伸び率をそれぞれ指数化(東洋経済新報社調査)

豊見城が発祥の地 大迫力の神事 ハーリー

沖縄伝統の神事、ハーリー

ハーリーは、爬竜船(はりゅうせん)を漕ぎ競い合い*、航海の安全や豊漁を祈願する海の神事です。旧暦の5月4日に行うのが伝統ですが、現在では5月から沖縄各地で大会が行われています。沖縄県民の定番イベントですが、発祥は那覇市と豊見城市の境にある漫湖。

発祥の地 漫湖
写真提供:沖縄観光コンベンションビューロー

ハーリーは、約600年前に豊見城を築いた汪応祖(わんおうそ)が、中国留学時に見た龍船(りゅうせん)の競漕が、雨乞いの儀式と知り、彼が帰国後王位に就いた後、干ばつ対策として、城下の漫湖にて儀式を執り行ったのが始まりと言われています。

1970年頃までは船が行き交う深い入り江でしたが、現在は干潟(湿地)となっており、絶滅危惧種の水鳥クロツラヘラサギも観察されていることから、ラムサール条約(正式名は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」)に登録され、湿地帯の生態系を守る自然保護活動の地として有名です。

ハーリー発祥の地は、貴重な自然が残る保護地区

沖縄の夏の風物詩。熱狂の伝統レース、ハーリーを体験しよう

沖縄各地で行われる民熱狂の伝統レース。盛り上がります!
写真提供:ハーリー応援団(豊見城) / 沖縄観光コンベンションビューロー(那覇、港川)

ハーリーは5月ごろから沖縄各地で行われる沖縄県民の熱狂の行事。当社社員も北谷で行われる大会に毎年参加しています。沖縄の夏の風物詩ともいえる伝統レースの会場には多くの見物客が訪れます。ハーリーはチームワークが命。入念な練習を重ねた息の合った櫂さばきと真剣勝負はかなりの迫力です。歴史の深い伝統ある大会は、原則男性のみ参加が可能ですが、大会によっては女性も参加可能。漕ぎ手を誘導する「鐘打ち」が鳴らす鐘の一定のリズムが潮風、会場の熱気と溶け合い、会場のボルテージは最高潮に。百聞は一見にしかず。沖縄の定番の旅に飽きた、本当の沖縄らしい体験がしたい方、ぜひ一度訪れてみては?

当社社員も毎年参加。北谷フィッシャリーナにて
海の青さ、空の広さ、潮風、鐘の音。沖縄の夏。

蛇口から???

蛇口をひねると、アレが・・・

『蛇口からミカンジュース(愛媛)』『蛇口からりんごジュース(青森)』『蛇口からはちみつ(和歌山)』・・・etc。近年話題の蛇口から●●シリーズ、豊見城にもあります。蛇口をひねると、そこからは明るい黄色の液体が・・・。出てくるのは沖縄の特産品、シークワーサージュースです。

この「蛇口からシークワーサー」を無料で飲むことができるのは、シークワーサーを中心にした沖縄県の特産物や健康食品の販売を行う、沖縄特産販売株式会社の本社に併設された店舗、特産市場「YONAR’S」。店内には、取り扱う沖縄の特産品の販売のほか、ソーキソバなどを食べられるカフェスペースも。

沖縄特産販売株式会社が運営する「YONAR'S」
店の奥に突如、蛇口が出現。ガラスの向こうは工場

蛇口をひねって出てくるのは、会社の看板商品の1つ、『青切りシークワーサー』ジュース。栄養価が高く、長寿の沖縄おばあおじいの元気のもとともいわれるシークワーサー。こちらのシークワーサージュースは、砂糖、香料、着色料、保存料不使用。7年かけてじっくり丁寧に育てた、熟す前の青いシークワーサーのみを使ったというジュースは、砂糖が入っていなくても自然の甘みがあって、砂糖が入っていないことを後で知った筆者がかなり驚いた味。無添加を活かし皮ごと絞っているため、栄養満点ですが、えぐみがない!車で5分少し走ればちゅらSUNビーチ。ビーチで遊んだあとにカフェで食事をしてシークワーサージュースを飲んで疲労回復。これが筆者のオススメコースです。

沖縄特産市場 YONAR’S(工場見学)

沖縄特産販売株式会社 公式HP

カフェ

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沖縄県豊見城市字豊崎3番84
TEL: 098-850-8953

空港最寄りの美しいビーチエリア。BBQ、サンセット、公園、カフェで一日楽しめる

美らSUNビーチ

那覇空港から車で15分。当社豊崎ソリューションセンターから5分。そこはもう白い砂浜、美らSUNビーチです。海ではあまり泳がず、BBQをするのがジモト流。海を正面に臨める屋根付きのBBQエリアを要し、予約で食材も頼むことができます。イベントも豊富で、海も遠浅なので、子ども連れにも大人気のビーチです。お子さんもOKのお洒落なカフェも。美しい夕景を見ることもできます。

遠浅のビーチは子どもでも安心
BBQができる屋根付きエリアが並ぶ
美しい夕景を見ることができる

また、このエリアは空港が近いことから飛行機好きにはたまらない有名スポット。空港からビーチ向かう途中にある瀬長島は、飛行機を真下から見上げることができる全国でも珍しい貴重なポイントです。

瀬長島からのショット

このエリアは、家族連れからデートまで、1日楽しめるスポット満載です。お子さん連れの方にオススメの散歩コースも過去掲載していますので、参考にしてください。

いかがでしたか?当社の豊崎ソリューションセンターもある豊見城市の魅力、伝わったのではないでしょうか?観光だけじゃない、住みやすい街、豊見城。ぜひ遊びにきてください。

豊見城市データ
人口約6.4万人(平成29年8月現在)面積19.60㎢
キャッチフレーズひと・そら・みどりがつなぐ響(とよ)むまち とみぐすく
ゆるキャラアゴマゴちゃん
姉妹都市宮崎県東臼杵郡美郷町 / 高知県土佐清水市 / 宮崎県西臼杵郡高千穂町

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