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祝!もうすぐ開園1年!企業内保育園 ベルキッズとよさき保育園

企業内保育園に通う親子に1日密着。企業内保育園ができて変わったこと、なんですか?

子どもたちの笑い声がする職場になって、働く人の気持ちはどう変わった?

ナツママ

こんにちは!ナツママです。
沖縄県豊見城市にあるベルシステム24 豊崎ソリューションセンター(以下豊崎センター)には企業内保育園「ベルキッズとよさき」があります。

オープンは2017年4月3日。当社として初の保育開設、そして豊見城市内では初となる企業内保育園で、開園時8名、現在は19名の子どもたちが元気に通っています。

オープンの様子は、レポートで紹介していますので、ご覧ください。

子どもたちの笑い声がする職場になって、利用者やセンターや勤めるスタッフに変化があるのか?
そんな疑問を調査すべく、今回ナツママが保育園を利用する親子に密着。保育園に子どもを預けるママの皆さんにもお話を聞いてきました。

ベルキッズとよさき保育園とは?

ベルキッズとよさき保育園ロゴ

ベルキッズとよさき保育園

〒901-0225
沖縄県豊見城市豊崎3-89
(株)ベルシステム24 豊崎ソリューションセンター内

定員19名
AM8時〜PM8時まで、土日祝日も保育可能な企業内保育園

  • 当社初、沖縄県豊見城市初の企業内保育園
  • 土日祝日含め、夜20時まで預かる企業内保育園は、沖縄県内で初!
  • 木のぬくもりを感じる暖かい内装、最新のデザイン

ベルキッズとよさき保育園は、2017年4月にオープンしたベルシステム24初の保育園です。朝8時(希望があれば7時)~20時まで、土日祝日を含め、子どもを預けることが可能です。企業内保育園としては豊見城市内として、初。土日祝日含め20時まで預けられる企業内保育園は、沖縄県でも初となります。

認定保育園から転園した親子の1日に密着

今回密着取材にご協力いただいたのは、豊崎センターで働くノブエさんと、ベルキッズとよさき保育園に通うマハロちゃん親子。実は認定保育園に入っていたのですが、距離的な問題があり、ベルキッズとよさき保育園へ転園を決めたノブエさん。そんな親子の1日に密着させていただきました。

AM8:00 渋滞を考えて少し早めに自宅を出発

少し早めに自宅を出発(運転中の写真ではありません)

朝8時過ぎ。自宅を車で出発。自宅からセンターまでは車で10分ほどの距離。沖縄県民の移動は車が基本。朝は渋滞するため、早めに出発します。

空いていれば10分の距離ですが、この日は約15分かけて到着。

「今日はまだスムーズな方ですね。」とノブエさん。

通勤時間帯の幹線道路は渋滞することが多い

ノブエさんにとっては職場、マハロちゃんにとっては保育園があるセンターに一緒に到着。手をつないで入り口に向かいます。

9割の方が車通勤。センターには広い駐車場を完備

AM8:30 ママは職場、お子さんは同じフロア内の保育園へ

保育園とノブエさんの職場は休憩室を挟んですぐ隣。まずは保育園にマハロちゃんを預けます。

先生にご挨拶。おはようございます!

お子さんを預けたらノブエさんは職場へ。マハロちゃんはお友だちと過ごします。

この日は偶然、翌日に実施される、センター内のイベントで披露するエイサーの練習がありました。マハロちゃんは園で最年長。お姉さんらしく、みんなに声をかけながら練習に取り組みます。表情は真剣そのもの。

元気に「ヤー!」明日はたくさんのお客さんに見てもらえるかな?

その後はご飯を食べたり、遊んだり。思い思いに友達と遊びます。

おやつタイム。みんなで一緒にいただきます!
みんな思い思いに自由に遊びます。なにを作ったのかな?
折り紙、お絵かき、手作りおもちゃ、いろいろなもので遊んでいます

18:15 同じ施設内の保育園へお迎え。帰りにスーパーに立ち寄り帰宅

お迎え。ママー!と飛びつくマハロちゃん

18時過ぎ、仕事を終えたノブエさんが迎えに来ます。マハロちゃんはニコニコ。
センターを出て、車で3分、『道の駅とよさき』で夕飯の買い物をして帰ります。

二人で夕飯のお買い物。どれがいいかな?と相談中
ベンチで小休憩。今日保育園でなにがあった?なんて話も

さっと買い物を済ませて帰路に。今日も一日、お疲れ様でした!

子どもの声がする職場ってどうですか?チームメンバーにも聞いてみました!

保育園ができてから、職場環境に何か変化があったのでしょうか?ノブエさんが所属するチームに聞いてみました。

左から、オカモトさん / ギボさん / ノブエさん / キシモトさん

ナツママ 皆さん自身は子どもたちが会社にいる環境になって、なにか心境に変化があったりしましたか?ちょっとした瞬間に、ほっこりするとか・・・。

オカモト 楽しそうな子どもたちの笑い声が聞こえるのは、こっちも楽しい気分になりますよね。メンバーからは「子どもの顔を見て、癒される」という声もありましたね。

子どもたちの楽しい声に癒される、というオカモトさん

キシモト このセンターはセキュリティーが高い業務が多いこともあって、最初はやっぱり、違和感があったんですよ。職場に子どもがいるって、普通はあまりないですよね。環境がガラッと変わったわけですけど、今は慣れて、違和感ゼロですね。子どもたちは、必ず警備員さんやすれ違うスタッフに大きな声で挨拶してくれますし、それが日常の光景になったというか。

ナツママ へ~。今日取材に来て最初に見たのは、警備員さんとめちゃめちゃ仲良しの子どもたちの姿で。なかなかない光景ですよね。もうすっかり馴染んでいる。

ノブエ そうなんですよね。一般の保育園って、子ども同士のつながりしかないんですけど、ここは大人と接する機会が多いので、挨拶も日常的にするんですよね。近所づきあいが少なくなった時代に自分の身内とは関係ない大人と接する機会が増えて、子どもにも良かったのかな、と思いますね。

スタッフともすっかり顔なじみ

ノブエ 子どもがお散歩に行くときに会えることもあるし、同僚が「今お散歩に出かけたよ」と教えてくれたり。子どもから「今日はママのお友だちの誰さんに会ったよ~」と話してくれるときもあります。子どもが言わないと園での出来事ってわかんなかったりするんですけど、今はいろんな人に見守られて。

ナツママ (チームの皆さんは)ノブエさんを普段からそばで見ていて、前と変わったな、と思うところはあります?

キシモト ちょっと前まで6時の業務終了後、バタバタ~っとあわただしく帰られることが週に何回かあったんですが、ベルキッズに預けてからは、お子さんが近くにいらっしゃるので、そこまで時間を気にしなくて良くなったというか。業務も余裕を持ってできるようになったのかな、と感じますね。

今までは残業があるときは「大丈夫?」と思ったけど、お子さんが近くにいるとわかっているので、残業でも、お互い心の余裕ができているというか。焦りがないような気はします。お子さんが体調を崩したりしてもすぐ見にいけますしね。

お子さんがすぐ近くにいるので安心できる、とキシモトさん

ナツママ でもお子さんが近くにいることで働きすぎちゃったりしないんですか?

ノブエ いや、それがそうでもなくて。ここに預ける前は6時きっかりに会社を出ないと迎えが間に合わないという環境で、“ほんとはやっちゃいたいけど優先順位が低い仕事”はぜんぶ翌日に回すことが多かったんですが、今はそこをちょっとだけプラスでやることができるんですよね。そういう日が増えると、他の日は逆に早く帰れたりして、メリハリが出ましたね。

ナツママ 精神的に、今の方が余裕がある?

ノブエ ありますね。 6時きっかりの時は、相当焦っていて、ちょうど道が渋滞する時間帯なんで、「(迎えが)間に合わないかも・・・」といつもドキドキしてて。今はロッカーで荷物を取って、歩いて迎えに行って、ゆっくり手をつないで一緒に帰れますからね。心の余裕がぜんぜん違う。気持ちがすごく楽ですね。あと、送り迎えの時間が短縮できるようになって、朝、イライラしなくなりましたね。

ナツママ それは大事ですね~!!

ノブエ 朝10分くらい短縮できてると思うので、私も心の余裕ができた。子どもに「早くしなさい!」ばっかり言っていたのが、そこまでじゃなくなった。子どもにとってもいいことだと思います。

ナツママ 「早くして」しか言ってない日がありますもんね。子どもにも悪いなと思いつつ。それは大きいですね。

ノブエ そうですね。今まではまず迎え。その後買い物に行って、帰宅後もバタバタと夕飯の支度だったのが、今は迎えの時間がない。買い物でも、以前は、時間がないから決まったスーパーにしか行けなかったんですけど、他のスーパーにも行けるし、ゆっくりできる。子どもにアレ見たい、コレ見たいと言われても、前は聞いてあげられなかったけど、一緒に見たり。その辺の余裕はぜんぜん違いますよね。

ナツママ いいなあ~。

ギボ 私も実は同じように子どもを預けている一人なんで分かるんですが、やっぱりゆとりができたのかなと。気持ち的にも。

キシモト 他の保育園に預けられている方も、延長保育時間になる前に迎えに行こうとバタバタしてる方が多いですね。延長保育料がもったいないから、と。その点でも、ベルキッズを利用したいという声を聞きますね。

ノブエ 前に、保育園が見つからなくてしかたなく退職された方が、ベルキッズができて戻ってきてくれたんですよね。やっぱり長く一緒に働きたいので嬉しいですよね。

オカモト 預けやすい、保育料が断然安いという人が多くて、私は家が遠いので難しいんですが、近かったら預けてたかな、と思います。

保育園の園長先生に聞いたところ、お散歩の際にたまたま居合わせた当社のスタッフが、ドアを開けて待っていてくれたり、すれ違うときは、自然と「いってらっしゃい」「いってきまーす」と挨拶をし合うんだとか。

保育園とその子どもたちが、職場に溶け込んで日常の一部になっているんだな、と感じました。

3月には初めての卒園式があります。今後もベルキッズとよさきの園児たちを会社全体で見守っていきたい、そう思いました。

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