はじめまして！エイリーンです。
わたくし福岡出身なのですが大学から九州を離れ、ベルへ入社し、全国転勤を経て、昨年から地元に帰ってきて、充実した日々を過ごしています。あと、福岡はホントにご飯が美味しい♪
そんなエイリーンが今回お届けするのは、福岡で毎月実施している、早朝ゴミ拾いボランティアについてです。少人数で始めた活動が今は30人規模の定例行事に？長続きの秘訣とは？
半年間のレポートをお届けします！
地域貢献って何したらいい？地域の人に相談した結果
ある日の会議室。安全衛生会議に参加したメンバーは、ふと、地域貢献についての想いを口にしました。
「地域貢献活動ってどうやってはじめればいいの？」
会社として、社会貢献における方針はあるものの、各地域で何かできることはあるのか？そもそもやっていいのか？誰に確認すればいいかもわからない。でも各々やりたい想いは確かにある。
その会議で、そんな共通の想いに気が付いた我々は、ビル管理会社様に相談してみました。そして、「博多まちづくり推進協議会」への入会を薦められたのです。
博多まちづくり推進協議会は、博多駅地区を舞台に、住む人、働く人、訪れる人が主役になったまちづくりを理念に、さまざまな活動を実施している協議会で、福岡の企業を中心に186の会員で成り立っています。(2023年8月1日現在)
https://hakata-machi.jp/
入会した我々は、さっそく毎月実施している博多駅クリーンデイの『早朝地域清掃活動ボランティア』に参加することにしました。
出勤前に気軽に清掃活動。街がちょっと違って見える
初めての清掃活動ボランティア参加は2022年12月。勝手がわからないまま、とにかく10数名が集まりました。たくさんの企業の方が集まり数百名規模で博多駅周辺を練り歩きます。
博多駅周辺はわりときれいで、そんなに多くのゴミは落ちていないのですが、少し駅から離れると、空き缶やタバコの吸い殻が道路わきに落ちていますので、それを20~30分くらいかけて拾い集めていきます。
博多まちづくり推進協議会の方が手袋・ゴミ袋・ゴミつかみ（トング）を貸出してくれるので、出勤前に鞄をもったまま気軽に参加できる点がポイント高い。
20分くらい歩いていると、袋半分くらいのゴミが集まります。改めて、意識をして見ると、意外とゴミが落ちていることに気づかされます。今まで「通勤途中」でしかなかった道が違った風景に見えてくるから不思議です。
自分が住んでいる街のことは知っていることばかりかと思いきや、あれ、こんなところにこんなのあったっけ？という新発見があったり。
あっという間の30分間でしたが、やれる人が各々のペースで出勤前に参加できるので、これなら続けられそう！と毎月やることにしました。
毎月続けていたら・・・。半年後には3倍の参加者数に
行ける人が行けるときにゆるく参加する、というスタイルで毎月参加しながら、社内SNSや福岡の拠点内で活動報告や参加者募集を続けていたところ、月を追うごとに参加者数が増え、2023年4月には30名を超える参加者が集まるようになっていました。
きっかけは様々。
どうして参加してくれたのか、きっかけをメンバーに聞いたところ、
他社の参加企業の中に知り合いがいたので、交流のきっかけにしたくて。
恥ずかしながら、上司の薦めがきっかけで。
自分ができることは積極的に参加し、誰かの役に立てたらと。
今自分の住んでいる街のために少しでも何か役に立てることがあればいいなと思って。
清掃活動すると頭がすっきりして、仕事がはかどるという記事を読んだので。
一度参加したところ、率直に「意外と楽しい」と感じたので。
常日頃からお世話になっている部門の皆さまへの感謝の気持ちがあり、私にでもできそうだったので。
暑い時期は参加人数が減って少し寂しいときもあったり、信じられないくらい大量のゴミを拾ったり・・・。
人数も集まるようになったので、お揃いのブルゾンで気分を上げたり、夏はさわやかなお揃いTシャツを作ってみたり・・・。できる範囲で活動を知ってもらうための工夫も取り入れながら、気づけば活動を始めてから10カ月が経っていました。
不思議と1日スッキリとした気持ちでいられます（参加者談）
すっかり福岡拠点の朝のイベントと定着しつつある早朝清掃活動。
皆さんに参加した感想も聞いてみました。
清掃に参加した日は、不思議と朝から1日、スッキリとした気持ちで過ごせます。
人間としての徳を積んでいる気持ちになる。
駅周りが綺麗になり、自分の心も綺麗になっていく感じがある。
落ちているゴミを集めてゴミ袋がいっぱいになると達成感があります。
博多駅周辺は一見綺麗なのですが、参加してみて意外にゴミが落ちていることに気付くことができました。清掃のあとは少しは綺麗になっているのかなと思うと気分がいいです。
転勤で引っ越してきて、博多駅周辺は本当に奇麗で快適な街並みだと思っていましたが、こうして皆の力で維持して作り上げている景観なんだな、ということを改めて実感しました。そして、僅かながらそこに自分も加われたことに嬉しく思っています。歩いて身体を動かす機会になり、道が奇麗になって晴れやかな気分にもなりますので、心身の健康のためにもまた参加したいと思います。
シンプルに、意外と楽しい。
普段なかなかお話する機会がない他部署の方々にご挨拶できるので、良い交流の機会になっていると感じています。私たちの管轄はゴミ拾いのみですが、我々が作業開始する前から準備をしてくださっている方々がいらっしゃるなど、多くの方のお力あっての企画であることも感じられるため、微力ながら引き続き参加を続けることで貢献できればと考えております。
などの声が上がっていて、なんだかんだ、皆さま楽しみながら参加してくれています！
いかがでしたか？
大事なのは続けること。
そして、行ける人が行けるときに気軽に参加できるくらいの気軽さ。その二つ。
今回このボランティアに参加して感じたことです。
地域に根づき、地域と共に成長できる企業でありたい。
毎月一つひとつゴミを拾ってきれいになっていく街並みが、未来に繋がってゆくように、昨年40周年を迎えたベルシステム24という企業が、これからも地域とともに成長し、たくさんの人を支えていきますように。
そう願いながら、これからも地域清掃活動ボランティアを続けていきたいと思います。
福岡の社員の皆さん、そして地域の皆さんも、ぜひ参加してみてください。
あなたの住む街がもっと好きになりますよ！
