第55回はお笑い特化のAIと芸歴19年の芸人による大喜利バトル!
100年後のバズ名言も誕生か!? (ゲスト:言語学者 川添愛さん)

歴史上の偉人、現代を生きる著名人が語った数々の名言を、 クイズ方式で笑って学ぶポッドキャスト番組、「名言いかがですか? ~笑って学ぶ神ことば~」。
コールセンターに届いた、つい吹き出しちゃう謎名言、思わずホロっとくる泣き名言も、速報が入り次第ご紹介していきます!
お相手は、松竹芸能所属のお笑いコンビ、コーヒールンバの平岡佐智男と西原朗演でお送りします。
今日学んだ名言をきっかけに、明日、誰かとの会話がはずんだら嬉しいです!

よろしくお願いします。

川添さんと4週目ですかね。もう3人の番組みたいな感じになりましたよね。

本当ですか!嬉しい~!

本当にそういう感じになってきましたね。すごくやりやすい!ありがとうございます。今週でラストという事なんで寂しいんですが、そんな訳で今回は特別編。お楽しみ企画でございます!楽しんでまいりましょう!題して、「AiチャットボットVSコーヒールンバ!大喜利3本勝負!」。お笑いネタに特化したAIチャットボットって言うのがあるんですよ。それと、コーヒールンバ西原とで大喜利の3本勝負を行うという企画でございます。そして、面白いのがどっちだったかを決めるのは、我らが、川添さんにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。川添さん、お笑いの方はよく見られますか?

そうですね。人並みに見ます。

今日は審査をしていただくという事で、勝者を決めて頂くんですけど。

ちょっと荷が重いですね。お笑いの審査って・・・結構いろいろ言われたりするじゃないですか 笑

笑 言われたりするんですけど、今日は大丈夫だと思います。

川添さんが、ダメ出しとかしてこないですか?笑

笑

お笑いに特化した「お笑いチャットボット」なんですが、大喜利の問題を打ち込むと、答えをAIが判断して答えを出してくれるんです。この対決どうなるのか⁉どっちが勝つのでしょうか?
AIチャットボット VS コーヒールンバ 大喜利3本勝負


コーヒールンバの西原さん、そしてAIチャットボットによる大喜利対決3本勝負、早速1つめのお題から参りましょう!川添審査員よろしいでしょうか?

はい、頑張ります!

気軽に楽しくいきましょう!まず、1つ目のお題はこちら!
「こんなコーヒーショップの店員は嫌だ」
こちらでございます。まず先行、西原さんから行きますか?AIから行きますか?

いや・・・。こういうのは、早く言ったほうが良い。笑

分かりました。西原さんからいきましょう。お題、「こんなコーヒーショップの店員は嫌だ」

「洋服の全てのポケットから、コーヒー豆がこぼれ落ちながら店内を徘徊している。」

・・・おい~?

あのですね、めっちゃパンパンに入っているんですよ。コーヒー豆が。ポケットに。

あ、ちょっとちょっと、大喜利の押し込みは無しですよ。AI側は押し込み出来ないから。

いや、押し込みよく芸人はやりますから。

ダメです。ベテラン芸人のズルいところが出てます。続いて、AIチャットボットの答えからいきましょうか?・・・はい。今、設問を打ち込みました。5秒ぐらいでポンと答えが出るんです。お、来ましたね。ではいきましょう!AIチャットボットの答えでございます。お題、「こんなコーヒーショップの店員は嫌だ」
AI 「「買った値段を、叫ぶ。」

笑

笑

笑 こういうのがポンと出てくるんです。

AIチャットボットやるなぁ・・・。

それでは川添さん、一戦目両者答えが出そろいました。判定はどうでしょうか?

そうですね・・・。(悩んで)私は西原さんの方が、良いかなと思います。

お~‼西原さん1ポイント!

ありがとうございます!!

川添さん、勝利の決め手などお伺いしてもよろしいでしょうか?

そうですね。まず、ヴィジュアル的に、状況がすごく面白いと思ったんですよ。想像できましたし、AIの答えはコーヒーショップじゃなくても別にいいじゃないですか。ハンバーガーショップでもいいですし。

!確かに!AIの方は、「コーヒーショップ」が処理できなかったと。

そうですね。でも、『押し込み』はちょっと反則かなと思いましたけど 笑。でも、ビジュアル的にすごく面白かったので、西原さんに1ポイント。

西原さんの押し込みはイエローカードですね。でもそうか。確かに、AIで打ち込んで、何個か今追加で出してみたんですけど、「コーヒーショップ」というキーワードを処理できているかどうか見ると、ちょっと不得意らしいです。なので、西原さんがその辺を先手でうまく突いたということですね。

やっぱり、芸歴19年ですからね。何とか勝利しました。

先手必勝で、西原さんの勝ちという事でしたが、2つ目のお題に参りましょう!お題はこちら!
「2123年のM-1優勝者、そのネタは?」
2123年だから100年後ですね。

未来のM‐1ですね。

そうですね、未来のM1優勝者のネタはどういったものだったでしょうかという事でございます。次の先行は、AIにしましょうか?

そうですね。AIチャットポットの答え見てみましょうか。

フェアにいきましょう。ということで、今お題を打ち込みました!AIチャットボットの答え。「2123年のM-1優勝者、そのネタは?」
AI「大きい声で、野菜言う」

え?笑

「大きい声で、野菜言う」。です。

「野菜言う」って何ですか? 笑

「野菜を言う」、っていうことなんですかね。

それは、関西弁なんですかね?

そうですかね。「大きい声で、野菜言う」(関西弁風)

けど、100年後でしょ?100年後って考えたらめちゃくちゃ今のが、受けている可能性ありますよ。

逆にね。 「大きい声で、野菜言う」も、ロボットが言っているかもしれないですよ。ということで、さぁ、西原さんいきましょうか。お題、「2123年のM-1優勝者、そのネタは?」

「テツandトモ・ジュニア・ジュニアで、「なんでだろう」2123リミックスバージョン」

ジュニア・ジュニアって。お子さんのお子さんって事でしょう?仲いいなぁ。

テツandトモさんが、おじいちゃんになるわけですからね。

もうリミックスせんでもええやろ~。ということで、AIチャットボット(の回答)も我々が押し込みをしたので、今回は西原さんの押し込みも今のはOK。

もう一個押し込むとすれば、立川談志(たてかわ・だんし)さんが、「あんなの、漫才じゃねぇ!」って言ってましたけど100年後は漫才になっていたんですよ。

笑 押し込みすぎです。

笑

ということで、「2123年のM-1優勝者、そのネタは?」でございました。川添さん審査の方難しいかと思いますがいかがでしたでしょうか?

そうですね・・・。これは・・・AIかな?

あら~!AI、1ポイント!僅差だったと思うんですけど、どういう所がポイントだったんでしょうか?

西原さんの方は、今との関係で未来感を出したと思うんですよ。「テツandトモさん」を起点にして「ジュニア・ジュニア」で「リミックスバージョン」なので、すごく分かりやすいんですけど、やっぱり100年後なんで、断絶があってシュールな方が未来感があるのかなと思ったんで。

確かに、「100年後ってどんなことになっちゃったんだろう?」って想像させるという事ですね。

「野菜」がもう100年後にはなくなっていて、「なに、古いこと言っとんねん!」みたいなこともあるかもしれないですよね。

お~。「昔すぎやろ!」みたいな感じですかね。

そうですね。未来を想像させる感じがAIにはあったかなと思います。

「100年前に食っとったんやねんで!」「そんなわけあるかい!」みたいなやつかもしれない。

けど、「「なんでだろう」も100年前に流行っとったんやで!」ってなりますよ。

でも、ジュニアジュニアが継承しているんで。

多分、伝統芸になっていると思います! 笑

一子相伝の伝統芸能ですね 笑AIの方が今との断絶を感じたと。

そうですね。好みの問題ですけど。

1勝1敗です。西原さん。

AIやりますね。

互角です。次で勝者が決まります。これが最終問題。ラスト3つ目のお題に参りましょう。3つ目のお題はこちら!
「コーヒールンバが改名!松竹に激震が走った!その新しい名前とは?」
という事で、西原さん先行でお願いします。いきますか?

笑 いきましょうか!

それでは、「コーヒールンバが改名!松竹に激震が走った!その新しい名前とは?」

「TKoffeeOルンバ」

・・・はい?

ちなみに、コーヒーの頭文字は、「C」じゃなくて「K」の方でお願いします。

ん?「 TKoffeeOルンバ」?英語で読むんですね?

普通に読むと、「 T・K・offee・Oルンバ」なんですけども。

あの、今回ばかりはもっと押し込んでもらっていいですか?

文字にすれば分かると思うんですけど、「T・K・O」が入っていますんで。

あ~・・・。『松竹芸能に、激震が走った』だからね。

我々が改名したら、文字の間に「T・K・O」が入ってるという。

今後はTKOさんって呼ばれるってことですか?

笑

激震走るでしょ? 今この収録に来ている松竹のマネージャーにも、激震が走ったと思います。

ええ。苦笑い浮かべてる。どんな顔していいのか分からない。私もです!ということで、西原さん。AIの方に移ります。「コーヒールンバが改名!松竹に激震が走った!その新しい名前とは?」
AI「親のスネうまい坊」

「坊」は「坊や」の「坊」ですね。「スネ」はカタカナですね。

笑 激震走りそうですね。

うん。ただ「なんで?」って聞かれそうですね。「親のスネうまい坊」。なるほど。出そろいました。

川添審査員には、「激震が走る」ってところに注目ポイントとして、見てもらいたいですね。

そうれはもう審査員のポイントのとり方ですから!

松竹的にぶっこんだので。激震を走らせましたよ。

分かりました。この勝敗がどうなるか?川添さん、判定の方をお願いします!

難しいですけど・・・。西原さんで。

おぉ~!!本当ですか?

やはり、「松竹に激震が走った!」とのことなので、そこがやはり決め手かなと。

設問の捉え方と、そのエキスがいっぱい含まれているという所が、やっぱり大事という事なんですね。

あと、AIの答えよりも未来感がありましたね。 笑

笑 確かに、最初「何を言っているんだろう?」と思ったんですけど、「coffeeの頭文字をKと呼んでください」っておかしいですからね。そんな無理やりなことありますか?でも、審査員に評価していただいたという事で2対1でコーヒールンバ・西原さん勝利!おめでとうございます。!

ありがとうございます。これでもしTKOさんに怒られる時は、コーヒールンバ2人の連帯責任ですね。

うわ!ずるい!その時は川添さんも一緒に来ていただけますか? 笑

川添:一緒に怒られに行くという事ですか 笑

「(川添さんを)巻き込むな!」って、より怒られるかもしれません。 笑 という事で勝者が決まりましたけども、やってみてどうでしたか?西原さん、AIの実力は?

すごいですね。川添さんが言ったように「100年後のM‐1」となったときに「今の価値観」とは全く違う可能性があったってことですよね。

そうなんです。今回のAIは答えを何個も出せるんですよ。何回かやっていくうちに、違う感じとか、いろんな角度からの回答がボンボン出てくるので、やってみると面白いと思います。

面白いですね。これ、松竹芸能の養成所で、養成所生と毎週対決させたら練習になるかもしれないですね。とか言ってたら、我々ぐらいのベテランでも、「AIと練習しろ!」と言われるかもしれないですけどね。

「(ベテランに向かって)お前と互角じゃないか!もっと勉強しなさい!」って言われちゃうかもしれない。

はい。笑

でも、一人で練習するよりかは対戦相手がいたほうが良いかもしれないですね!

まさに、「壁打ち」ですよね。 (※第54回参照)

(アイデアの)「壁打ち」!こういう事ですね!

芸人に限らず、大喜利力を鍛えたい方は是非、AIと対決していただきたいですね。

新しい時代ですね。というわけで、4週に渡り言語学者の川添愛さんにお越しいただきました。川添さんいかがでしたでしょうか?

すごい楽しかったですね。お二人と初対面で4週ご一緒人させて頂きましたけど、ずっと前からご一緒させていただいているような不思議な感覚がありまして。

ずっと一緒にやっているような雰囲気でしたね。

トリオだったんじゃないかと思っちゃいます。笑

笑

三人目のコーヒールンバ出てきちゃうかもしれない?川添さん、言語学はまだまだ本当に奥深い学問だし、いろいろあると思いますので、是非、また次回がありましたら、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

ということで、言語学者の川添愛さんでした!ありがとうございました!

ありがとうございました!


「名言いかがですか?~笑って学ぶ神言葉~」 そろそろ終わりの時間近づいてきましたが、いかがでしたか?今日の名言を、人生のコーヒーブレイクにしていだたけると嬉しいです! という事で西原さん、4週に渡って川添さんにお越しいただきましたが、いかがでしたか?

言葉がこんなにも奥が深いことを学びました。

今まで何気なくしゃべっている言葉でも、いろいろ考えて、気づけるポイントがあるかもしれないというか。「おかしなこと言ってる!」とか、逆に「奥深いこと言ってる!」って気づける可能性もありますからね。

お笑いの世界でもさ、大喜利じゃないけどAIとの対決とかできちゃうわけですから、世の中AIの時代ですね。

将棋の藤井聡太(ふじい・そうた)さんも、AIで対戦してめっちゃ強くなったって言う話もありますけども、もしかしたら大喜利の化け物級に強い若手が現れたら、実は「AIと勉強した」って言うのもあるかもしれないですよ。

うかうかしていられませんね。

勉強しましょう!この番組は、コールセンター事業を手がけて40年、株式会社ベルシステム24の提供でお送りしました。ベルシステム24では現在一緒に働く仲間を募集中です!気になる方は概要欄からベルシステム24のお仕事情報サイト、Bellbiz(ベルビズ)をチェックしてみてください!それではまた来週!お相手はコーヒールンバの平岡幸男と、

西原朗演でした!
コーヒールンバ
松竹芸能所属。
コーヒー芸人として各メディアでも活躍する平岡と、ベルシステム24に在職中の西原のコンビ。西原は20年間もベルシステム24で働いており、会社では頼れるベテラン管理者としても活躍。
▼ 松竹芸能サイト
https://www.shochikugeino.co.jp/talents/coffeerumba/
さぁ、始まりました。「名言いかがですか?~笑って学ぶ神ことば~」いつもは名言をクイズ形式ご紹介しているんですが、今週は特別編と言いう事で、先日から、ゲストにお招きしている言語学者の川添愛(かわぞえ・あい)さんと一緒に新しい企画にチャレンジしたいと思います!よろしくお願いします!