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半径300mグルメマップ 渋谷編

飲んだ後はラーメン。ではなく、シメパフェ?!まるでアート作品のようなパフェが味わえる、夜パフェ専門店「Parfaiteria beL」

17時の開店後、10分で満席になる人気店!飲んだ後に食べたくなる、札幌発祥の行列のできる夜パフェ専門店をご紹介します。

まるこめ

ベルシステム24社員の自宅から半径300m以内に所在のオススメ店を紹介する「半径300mグルメマップ」。今回ご紹介するお店は、東京都渋谷区にある夜パフェ専門店「Parfaiteria beL」(パフェテリア ベル)です。

お酒を飲みに行った後の締めと言えば、ラーメン・お蕎麦・お茶漬けなどが定番ですが、シメパフェを知っていますか?実はシメパフェは札幌発祥で、現在では定番となりつつあり、シメパフェ専門のお店が数店舗あるんだそう。

夜パフェ専門店「Parfaiteria beL」は、東京では初となる札幌のシメパフェのお店。札幌に3店舗を展開し、昨年10月、東京は渋谷に進出。お酒を飲みながらパフェを食べることができる、夜パフェ専門のお店です。夜パフェ、という名の通り、オープンは17時。営業時間は24時までです。

こんなパフェ見たことない!と思わず感動してしまうような、アーティスティックで一味違う大人のパフェが味わえる、と若者を中心に大人気のお店です。

まるでアート作品。芸術的なデザインのパフェはどれも『お酒』に合う!

独創的なフォルムの「うにパフェ」(ウニは入っていません)。限定10食。1,600円(単品)
葡萄とピパーツ 1,600円(単品)

「Parfaiteria beL」のパフェはジェラートはもちろん、寒天などの小さなパーツ一つに至るまですべて手作り。その盛り付けは斬新で個性的なものばかりで、まるでアート作品のよう。パフェデザインの原案は、オーナーの橋本さん自身が考えているんだとか。

パフェのパーツすべてに妥協していません。(手作り)パフェのパーツは全体のバランスを計算して作っています。甘さの強弱、酸味の強弱、苦みパフェの起承転結、アイスやパフェのそれぞれのパーツの相性を大切に作っています。パフェはデザートの宝石箱ですからマリアージュを楽しんでください。

HPを引用

オーナーの橋本さん自身が、お酒を飲んだ後の締めで食べたいと作った、甘すぎない大人な味のパフェは、プラス300円で飲み物とのセットにすることもできます。ソフトドリンクもありますが、定番はスパークリングワイン。その他ウィスキーなども。プラス300円でスパークリングワインを飲めるのは、かなりお得です!

パフェは常時6種類ほどあるんだそうです。季節ごとに変わる、旬のフルーツを使ったパフェはもちろん、「ピスタチオとプラリネ」といったフルーツを使わないパフェなら、季節に影響せずにいつでも楽しむことができます。新メニューはSNSなどでも公開するので、チェックしてみてください。

入口に並ぶ新鮮なフルーツ。飾りではなく、ちゃんと使われます

TVなどでも紹介されて話題となっており、混雑は必至。取材日も開店前から行列ができ、開店後わずか10分足らずで店内は満席になりました。比較的空いている時間帯は22時以降だそう。お客さんの9割は女性でしたが、最近は男性客も増えているんだとか。取材日も男性が一人で来店していました。

気になる夏のパフェは?インスタ映え必至。カラフルな「おぼんぼん」

おぼんぼん。パフェの宝石箱や!1,700円(単品)

見た目でハートを鷲掴みにされる、赤やオレンジや緑でカラフルに彩られたかわいらしいパフェ「おぼんぼん」。夏祭りのヨーヨー釣りを思い浮かべてしまいます。かわいさに思わず感動!!食べるのがもったいないくらい。どこから食べるか悩みます。さて、気になるお味は?

ひと口目、ごまの香りがフワッと、まろやかな口当たり。白ごまのジェラートでした。黒くて丸いものは、ガラスの容器の柄かと思いきや、なんと透き通るように薄い珈琲寒天!甘さはなく、苦味の効いた大人味です。かわいい緑のスライムメレンゲ。まぁるくカットされているのはスイカとメロン。その下にはとうきびムースと、とろけるような白ごま豆腐白玉が。さらに下層に行くと、これまた甘すぎない麦茶のジュレに遭遇し、お口の中が一気にさわやかになります。
まさに夏の和を感じます

素材一つひとつが主役!細かい部分までこだわっています

層の間は、場所によって違う味のジュレやフルーツ、白玉がぎっしり。一さじごとに楽しめるパフェです。

季節の一押しメニュー。圧倒的な桃の存在感が美しい「princess peach」

princess peach 単品 1,900円 / スパークリングワインとのセットの場合 2,200円(写真)

続いて注文したのは、8月からの季節のおすすめ、「princess peach」。今が旬、桃のパフェです。
「おぼんぼん」とは違った世界観があり、プリンセスの名の通りとても愛らしく美しい。注目すべきは中央部分。ホワイトチョコで蓋をされた下の空間は空洞で、可愛らしいハートのチョコレートがピンクの山に乗っています。パフェの中に空洞を作ってしまう演出はアート!

princess peach の中身

一番上に乗っているのは軽くコンポートした桃とアールグレイジェラート。その周りを「ウーウー」というピーチリキュールを使ったカクテル味のピンクのゼリーフィルムでデコレーション。お姫様のドレスのようですね。

桃を贅沢に使ったコンポートはフレッシュで、果実感を損なわないほんのりした甘さ。フルーツ紅茶の定番にピーチティーがありますが、アールグレイジェラートとの相性も抜群です。ドキドキしながらホワイトチョコの蓋を優しく壊すと、可愛らしいピンクのハートのチョコの下には刻んだピンクグレープフルーツ。シャンパンクリームの酸味と、果実の甘酸っぱさとのバランスがまた素晴らしい!このプリンセス、ただ可愛らしいドレスを着ているだけのお飾り姫ではありません。外見では分からない、フレッシュさと潔さ、バランスを兼ね備えた『できる姫』です。
今が旬の桃の美味しさが詰まった、さわやかなパフェ、ぜひ食べてみてください。

渋谷駅から徒歩4分。随所に北海道を感じられる優しい空間

落ち着いた雰囲気の内装

「Parfaiteria beL」は京王井の頭線渋谷駅徒歩2分、渋谷マークシティのEAST MALLの入り口を背に交差点を進み、路地道を入ったところにあります。JR山手線渋谷駅南口から徒歩4分、東京メトロからも徒歩4分程度なのでアクセス抜群。

ビルのエレベーターに乗り3階で降りると、マンションの一室の隠れ家のような入口を発見。 店内に入ると、渋谷の街中とは思えないような落ち着いた雰囲気。ペンダントライトに灯る暖色系の光と木の優しい風合いが、居心地のいい空間を演出しています。札幌出身のお店とあって、北海道らしい小物が複数。店長が好きだというフクロウが至る所にいるので見つけてください。

店内には白樺とアカゲラのイラスト、The 熊の木彫りなど、北海道らしいアイテムがたくさん

いかがでしたか?

居酒屋にデザートとしてパフェが置いてあるお店はあると思いますが、シメパフェ専門のお店はなかなかないですよね。締めにラーメンもいいですが、今日はちょっとおしゃれにパフェで締めちゃおうかな!なんて、頑張った自分へのご褒美にいかがでしょうか。

札幌のシメパフェ文化を皆さんもぜひ体験してみてください。

夜パフェ専門店 Parfaiteria beL
東京都渋谷区道玄坂1丁目7-10 新大宗ソシアルビル3F
TEL:03-6427-8538(予約不可)
営業時間:17:00~24:00(L.O. 23:30) / 金・土・祝前日 17:00~26:00(L.O. 25:30)
HP:http://risotteria-gaku.net/parfait

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