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「わーくはぴねす農園」内に、障がい者が運営する自社農園オープン

社員が作った新鮮野菜が笑顔を届けてくれた話

すべての人がやりがいを持って働くためにできること

ナツママ

みなさんこんにちは。ナツママです。

2019年5月、当社は千葉県船橋市にある、(株)エスプールプラスのハウス型農園「わーくはぴねす農園」内にて、当社の障がい者社員が運営する自社農園をオープンしました。

6月からは収穫した野菜の本社社員への配布を試験的にスタート。新鮮な野菜はすぐに評判になり、「次の配布はいつ?」と心待ちにする声も。

今回は、社員が作った新鮮野菜が笑顔を届けてくれた話をお伝えします。

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CSRの新しい取り組みとして農園をオープン

5月9日 農園オープンには役員も駆けつけました

当社は2018年から、「イノベーションとコミュニケーションで社会の豊かさを支える」という企業理念を実現するための取り組みとして、障がいを持った方が運営する様々な施設の開設を進めてきました。

2018年11月愛知県豊橋市にチョコレート工場をオープン with 久遠チョコレート
2018年11月蘭栽培農園に参画 with NPO法人AlonAlon
2019年2月本社に障がい者運営によるプレミアムカフェオープン with 株式会社ミカフェート
2019年5月障がい者運営による「わーくはぴねす農園」オープン with エスプールプラス

障がいを持った社員が単に決められたことをやるのではなく、彼らが「やりがい」を持って、長く、楽しんで活躍できるよう、仕事内容や環境も積極的にアレンジし、就労支援に留まらず、彼らの社会的自立、経済的自立という問題に正面から向き合って活動する、そうした団体と連携して取り組んでいます。

今回の「わーくはぴねす農園」もその1つ。働く社員は6名。ベルシステム24グループの特定子会社(株)ベル・ソレイユに所属しています。

初めての作業の日。みなさんで記念撮影

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大人気!収穫した野菜は新鮮そのもの!

さて、社員から『次はいつ?』と心待ちにされる野菜はどんなものかというと、種類は様々で、リーフレタスや小松菜、二十日大根、カブ、水菜などなど。

小ぶりですが鮮度は抜群

野菜は土ではなく、「パミス」と言われる専用の軽石で栽培します。収穫後にパミス内に残る根を取り除き、再利用ができます。

土の代わりに専用の軽石、パミスを使う。再利用可能

整地から始めた農園造り。収穫まで約5か月

最初は何もない状態から農園作りがスタート

2018年12月末。農園造りは整地から始まりました。農園のメンバーの仕事は、野菜を作るだけではありません。自分たちの担当するエリアの整備や備品管理も大切な仕事の1つです。

整地から、作物を植えるためのレーン設置など地道な作業を約4か月間行い、チームワークを深めました。

資材の運び込みと自分たちが使う什器の組み立てから始まった農園造り

まずは石拾いや整地をし、プランターを置く準備を整えます

発泡スチロール製のプランター。水平を確認しながら丁寧に設置

シートなども引いて完成!ここまで約4か月
日中のハウス内には日陰がないので、テントも設営。憩いの場です

そうして4月、初めてカブの芽が出ました。

どんな料理に仕立てたかを共有。野菜がつなぐ社員の絆

農園で作った野菜が、おいしい家庭料理に変身

そんな丹念に育てた野菜を、6月からは本社の社員にもおすそ分けしてくれています。

そして、社員間の交流を図ろうと、野菜をどう調理したか、配布した社員から写真を送ってもらい、農園スタッフにも伝えています。

配った野菜を社員が料理して写真で共有。どれもおいしそう!

社員交流会も実施。社長にも野菜を手渡し

7月に東京は勝どきにある本社を訪問した農園のメンバー

7月には、本社見学と交流会を実施しました。

普段は、本社を含めてどの拠点からも離れた農園で活動しているために忘れがちですが、同じベルシステム24グループの一員であることを再認識してもらうためのイベントです。

本社からの景色を眺め、説明を受ける農園スタッフ

企画の目玉は、野菜を食べた社員との交流会。実際に食べた感想や質問などを通して、懇親を深めてもらいました。

実際に野菜を食べた社員から感想を聞く農園スタッフ

自分たちが作った野菜が「おいしい」と言われ笑顔になる農園スタッフ

交流会では、「とれたてで新鮮な野菜なので、生でも十分に美味しい」「いつも家族が楽しみにしています」「会社としても、こういった形で皆さんのやりがいにつながるお仕事を提供できて嬉しい」などの社員の声を直接聞くことができて、農園スタッフの皆さんにも笑顔がこぼれました。

立派に育ったキュウリ、ナス等が詰まったかごを手渡し

この日は農園オープンの際に社長が植えたキュウリも収穫し、手渡ししました。

さらに、本社にある障がい者が運営するプレミアムカフェも見学。淹れたてのコーヒーも堪能してもらいました。

興味深々で見学する農園スタッフの皆さん

いかがでしたでしょうか?

農園長の黒河さんよりコメントをいただきました。

6月初旬に、初めて本社の皆さんに野菜をおすそ分けしてから、柘植社長や大林CFOをはじめ、本社の皆さんからのたくさんのお礼のコメントやレシピが届きました。私たちが育てた野菜を使ったパスタやサラダなど、色とりどりのレシピ写真も見せていただき、美味しく召し上がっていただいているんだなぁと、私たちもとても嬉しかったです。直接お話しを聞けると励みになりますね!またおいしい野菜を育てて、皆さんに届けに来ますので、待っていてください。皆さんに喜んでもらえるように、これからもがんばります!

これまでは「美味しい野菜」という認識でしたが、農園スタッフの皆さんと直接話せたことで、「美味しくて特別な野菜」になったように感じました。私も腕によりをかけて、野菜を美味しく食べられる更なるレシピを考案します!

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